やったぜ。

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ゲームのきろく

【シレン5++】追加ダンジョン3つ潜った

5++追加ダンジョンの、無刃の荒野・死線の回廊・運命神の裏庭をそれぞれ99F踏破。
各ダンジョンをやりこむ前の感想を残しておく意味も込めて記事にする。
まず総括として、どれも面白かった。

無刃の荒野

直接攻撃が制限され、飛び道具をメイン戦力として進んでいくダンジョン。
リソース配分を考えつつ逃げ気味に進むダンジョンかと思っていたが、 床落ちが結構多い。
ちからの草がよく落ちており、祝福手段やフィーバーも結構見かける。
視界明瞭で動きやすく、力も上がりやすいため、思っていたより矢の消費は緩やか。
飛び道具メインと視界明瞭が噛み合っており、隣接されることはあまりなかった。
レアではあるものの、遠投や身かわし香といった救済策もあった。
今回は身かわし香を使ったので憶測だが、身かわし矢稼ぎをせずとも飛び道具は足りそうな気がする。
ところどころデブータ種、ボウヤーカート種が出現するので、補充も可能か?

この手のダンジョンで鉄壁となるギャザーはもちろん出てくる。
しかし、出現範囲が10nFと最深層のみと極めて限定的であり、1フロアに1体しか存在しないとのこと。
基本的に視界明瞭で避けやすく、水路でダラダラしていたりするので、そこまで怖くはない。
むしろ良障害物としていいアクセントになっていると感じたし、実際蟹に泣かされることはなかった。

死線の回廊

今の所12146ターンで踏破が最高記録。いつか10000ターン以内でクリアしたい。
個人的に追加3ダンジョンの中で一番面白かった。
突入前にターン数を設定し、設定ターン以内での99F踏破を目指すダンジョン。
10nFは固定で迷路(nが奇数の場合)か極小マップ(同じく偶数)となる。
固定迷路はアイテムが大量に落ちており、爆発系モンスターが必ず出現する。
極小マップは召喚罠・モン罠・ワナ罠が大量に仕掛けられている。
また8nFではマゼルン種が出現する。マゼルン(8Fと16F)の出現率は絞られているように思うが、以降はそれなりに出現する。

また、マゼルン以外の敵出現テーブルも固有のものになっている。
前半は敵の強化がかなり緩やかになっているが、一部通常より早く出現する敵も存在する。
後半では今までの遅れを取り戻すようにみるみるうちに敵が強くなり、70Fを超えたあたりからむき出しの殺意が襲いかかる。
最深層はテリブルラビが出続ける無法地帯である。
ただでさえ危ないのにラビ+バク+戦車コンボやラビ+元締コンボ搭載。シレンは死ぬ。
あろうことかクダカレルーまでいる。レベル超過モンスター単体でも死ねるのに一斉に囲まれるんだからたまったもんじゃない。
ラビ+タベラレルーは素直に素晴らしい発想だと思う。思いついたスタッフは全員バスに轢かれて欲しい。

床落ちアイテムの質はかなり高水準で、店売り限定品やダンジョンクリア報酬がその辺に転がっていることもある。超不幸物忘れ忌火起のゴミ草も床落ちしているが、低層では出ない模様。
最後まで定期的にマゼルン種が出現し、武器が成長済みで落ちている。この2点から駆け足でも合成と装備乗り換えがしやすくなっている。

総じてターンアタックに配慮された作りとなっており、各所に手心が加えられているが、締めるところはきっちり締められたダンジョンとなっている。
物資回収やマゼルン種探しなど、ターンの使い方を考えるのが非常に面白い。
ターン数を自分で設定できる点もいい。目標より多めに設定しておけば、目標ターンを超えても先に進むことができ、深層の練習がしやすくなっている。
難易度は下がるが、ターン数を上限いっぱいに設定してのんびりプレイしても面白い。総ターン数以外では風が吹かないことを利用し、1フロアでデビルを狩り続けてレアハントもまた一興。

10000ターンも切っていないし、未だに判断の目安を見つけられていないので、まだまだ楽しめそうなダンジョン。
10000切れた時はまた記事にしたい。

運命神の裏庭

公式によれば「裏フォーチュンタワー」。
持ち込み不可アイテム未識別の99Fダンジョン(初回は50F)。 攻撃1回で敵を倒すと経験値にボーナスが入るようになっているが、 2回目以降では通常より経験値が減ってしまう。
なお、直接攻撃以外の手段でトドメを刺せば、いつでも通常の経験値を得られる。
また、定期的にシャッフルダンジョンが挟まり、そのフロアでは仲間を含めたNPCが出現することがある。
仲間は冒険ごとにレベルリセットがなく、1回の冒険中に何度でも出現する。
仲間を鍛えておくことで難易度を下げることが可能。
死線の回廊同様に床落ちアイテムが豪華で、階層を進むと成長した装備が落ちている。

持ち込み不可ダンジョンだが仲間を使えるのが特徴で、ストーリークリア後にジロきちを使えるのはここだけ。
50Fまではストーリーと同じようなモンスターテーブルになっている。
仲間がいればかなり楽をすることができる…のだが、序盤は食料の出が悪く、デロデロの罠も見かけたことがない。(カラクロイドがデロ罠作ってくれた試しがない)
マゼルンの出現率が悪いこともあり、序盤は満腹度の管理がシビアで窮屈。
スチームロイドが出現するあたりまで進めれば、大きいおにぎり以上も床落ちに出始め、デロ罠も見かけるようになる。
それでも食料の出は渋いので、NPCが装備を必ず避ける仕様を利用した、仲間を使ったデロライズも視野に入る。
ジロきちはここでも墓になってくれるので、回復アイテムを腐ったおにぎりに変換できる。
他の仲間だと1つだけで戦闘力も低下してしまうが、彼ならその心配も必要ない。
食糧難を一気に解決できるのでオススメの食料供給法です。

50Fから先は様々なレベルの敵が入り混じって出現する。
なんとなく特殊ハウスのテーマ毎に出現しているように見えるが詳細は不明。
ひとくいデビル種も通常出現、終盤に投げものハウスや嫌がらせハウスの面々が配置され、90Fあたりからはレベル超過モンスターが出現。ラビも超過ゾーンで出る。アホか?

システムも相まって仲間の力を借りながら進められる楽しさがあった。 札杖の識別にも使える
50F以降のテーマ毎の出現テーブルもなかなかおもしろく感じた。
高レベルの敵が早くから出現するが、シャッフルダンジョンで視界明瞭であったりして、そこまで厳しくは感じなかった。
乱れ大根やラビも出現するものの、5では対策も増えているのでなんとかなるのかなと思う。
Vita版追加ダンジョンのような無茶苦茶さというよりは、考えた上でやっている気がする。
とはいえ個人的には序盤の食糧難が厳しく、評価としては「悪くはないが良くもない」止まり。

まとめ

若干手触りに難がある運命神も、決してつまらないダンジョンではない。
3ダンジョンのどれも特有の敵出現テーブルとなっており、かなり作り込まれているように感じた。
強いて言うならば共通して終盤で急に殺意を跳ね上げてくるのが気になるくらいで、5+を持っていてもこれらのために買うのも悪くないと思う。