やったぜ。

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ゲームのきろく

【幻想蛮怒】投擲であそぼう

この記事はRogueLike Advent Calendar 2023 5日目の記事です。

長いので最初にまとめておくと…

  • 投擲は遠距離ターン刻み高打点として運用可能
  • 投擲技能B以上と投擲の指輪があればOK
  • 投げるものを見つけるのがやや手間

変愚蛮怒のバリアント、幻想蛮怒では投擲が大幅に強化されています。
職業によってはサーペントにも通用する強力な戦法……なのですが、強さの割に知名度がまるでないようです。
「投擲はいいぞ」と布教をしたいのがこの記事の趣旨となります。

投擲について

幻想蛮怒では投擲技能が追加され、技能Lvに応じて投擲速度が向上するようになりました。
更に技能Lvが35以上の場合、投げると戻ってくる武器(以下ブーメランと呼びます)が必ず手元に戻ってくるようになりました。
これにより、「遠距離から」「ターンを刻めて」「高威力で」「手軽」 な攻撃手段として活用できるようになりました。

とはいえ、投擲で戦うには 「投擲適性がB以上」かつ、「ブーメランを入手する」、「投擲技能を35まで上げる」 ことが必要です。
投擲適性はいじりようがないので無視します。適性をよく確認してキャラビルドをしましょう。残り2つを達成する方法を見ていくことにします。

準備その1 ブーメランの確保

投げやすく、ブーメランフラグがある武器が手に入ればなんでもいいのですが、こればかりは運です。
風神エゴで十分なので、ドロップのいい敵を狩り続けたり、草の根で見つけたり、BMで購入するなどでなんとか入手しましょう。
幸いなことにそこそこのベースの風神エゴであれば深層でも通用します。たとえナイフやレイピアでも終盤までのつなぎとしては十分な威力を持ちます。
ブーメランアーティファクトを拾えた場合は最終戦までお世話になるでしょう。手に入ったらラッキーです。

準備その2 廃洋館の地下室で投擲技能をあげる

技能Lvが低いままではブーメランを投げてもキャッチし損ねたり、返ってこないことが多々発生します。
快適なブーメランライフを送るためには技能Lv上げを避けては通れません。
地道に投げ続けて伸ばしていくのもいいですが、ここではエスト「廃洋館の地下室」を利用した手軽な稼ぎ方を紹介します。

今回利用するのはクエスト上部の部屋に佇む黒の剣です。 近接攻撃は凄まじい威力ですが、動くことはなく遠距離攻撃を持たないため、投擲の練習相手には最適です。
こいつにたいしたダメージの出ないアイテムを投げまくることで熟練度の跳ね上げを狙います。

推奨持ち込み物資

手順

エストに入ったらまずは動く敵を一掃します。リビングアーマーなどの動かない敵はそのままでも大丈夫です。

安全を確保したら黒の剣の元に向かいます。
まず黒の剣の1マス隣を指定してアイテムを投げましょう。これにより黒の剣の足元にアイテムを配置することができます。
これにより、黒の剣の周囲と足元にアイテムの落ちるスペースがなくなります。
以降黒の剣にアイテムを投げつけても、黒の剣と隣接しない位置までこぼれてくるようになります。
あとはアイテムがこぼれてくる位置に立って足元のアイテムを投げ続け、投擲技能が35Lvまで伸びたら終了です。

黒の剣の隣を狙おう
直接当てると消えがちなので隣を狙おう

注意すべき点としては適宜休憩を挟んで黒の剣の体力を回復させることと、餓死しないように途中で食事を取ることくらいでしょうか。 武器でないアーティファクトを持ち込んだ理由はここで投げるアイテムとして利用するためです。
投げつけても壊れることがなく、ダメージも非常に低いため熟練度上げに適しています。 ガラドリエルの玻璃瓶くらいは拾えているでしょうし、わざわざ用意せずとも装備している★防具でもOKです。

このようにしてかせぐのだ
このようにしてかせぐのだ

また、足元のアイテムを投げるマクロを組んでおくと操作量を大幅に削減できます。
以下は実際に筆者が使用している足元のアイテムを上方向に投げるマクロです。
黒の剣の体力を見つつ、適当に長押しして使っています。こんなもんでもだいぶ楽になります。

A:\e\e\ev-8\e\e\e
P:\[F2]

ここまでで投擲を常用する体制が整いました。
しかし中盤以降の強敵に立ち向かうには火力をさらに高める必要があるでしょう。
主な火力増強手段は2つあります。

強化手段1 投擲の指輪を装備する

投擲の指輪は幻想蛮怒で追加された指輪です。
@さんに強力投擲の能力を持たせることができるもので、指輪枠を1つ使いますが投擲の威力を飛躍的に上昇させます。
投擲で戦うのであれば両手がフリーになるので、指輪1枠を空けることはさほど難しいことではないでしょう。

なお、強力投擲能力は重複しないため、両手に装備する必要はありません。 また、忍者や探検家はレベルアップによってこの能力を自前で獲得します。これらの職業の場合は投擲の指輪は不要となります。

強化手段2 ブーメランアーティファクトを自作する

アーティファクトの投擲威力がやたらと高いと感じたことはありませんか?
実は投げやすいアーティファクトは投擲時にダイス数が2倍になる効果があります。
投げやすいだけでいいならそこそこの数が存在し、ブーメラン★はすべて該当します。
しかしながらブーメラン★は4種しか存在せず、確実に入手できる手段が存在しません。(廃洋館報酬にイージスファングがあることはある)

そこで注目するのは旧地獄街道の鍛冶屋で行える武器修復です。
本来武器修復は修復素材から1つの能力しか引き継がないのですが、アーティファクトの折れ武器を修復する場合は能力を2つ引き継ぐようになります。
風神エゴには能力が{投戻}しかありません。
アーティファクトを風神エゴで修復することで、確実に☆ブーメランを作ることができます

☆ブーメランを自作する際にはいくつか注意点が存在します。 特に気をつけておきたいのが 「修復素材に使う風神エゴはベースを厳選する」 ことです。
詳細はwikiの武器修復のページを見ていただきたいのですが、修復後のベースは風神エゴのベースアイテムの修復powerに大きく依存します。ここをサボるとしょぼいダイスの武器になり、ダイス倍化の恩恵が薄くなります。
グレート・ソードやランス、ロッホアーバー・アックス程度であれば十分な強さが期待できるでしょう。

また、折れ武器の種類によって必要な修復powerが変わってくるので、手持ちの風神エゴと相談してよさげな折れ武器を選択しましょう。
ただし、どの武器になろうと大したダイスにならないため、折れたダガーを修復するのはやめておいたほうがいいと思われます。


とりあえずこんなところかな?
後でdumpを付けつつ具体例を上げられたらいいな 追記 gyashajajudu.hatenadiary.jp 動画で上げた